京丹後市「コロナ条例」制定へ

◯ 11月以降の本格的なカニ観光シーズンを前に、コロナからの「市民生活の安全、安心の確保」を第一に前提にして「安全で安心な観光の着実な推進」との「両立を安定的に実現していく」ための条例案を、昨日からパブリックコメントを開始し、9月中の定例市議会への上程を目指しています。

◯ コロナからの安全・安心を「市民の健康・生活」と「観光推進」の共に確実に確保していくため、市民、事業者、観光客など関係者の役割や努力の方向性・責務などをまちのルールとして条例の形で定め、皆で共有するものです。

◯ 今、安全予防のための行動規範は、最終的には個人個人の自主判断、倫理的行動に依存し、その点精神的な部分含め各種負担を背負わせている側面が否めませんが、まちのルール(条例)を定めることで、これら負担軽減や、ひいては「健康・安心生活と安全・安心な観光と安定的な両立実現」に通じていくと考えています。

◯ 併せて、今回の条例案、ウイズコロナの局面にとどまらず、アフターコロナの時代における、コロナ以外の各種防災・防犯などからを含めた「安全・安心を観光の付加価値の中心的一角に据え置く「未来型の観光戦略・観光立市」への議論のスタートにもつながればいいなと期待しています。

(条例案のパブリックコメントサイト)
https://www.city.kyotango.lg.jp/kinkyu/13663.html
(写真上段：産経新聞、下段：読売新聞。いずれも本日朝刊より)